画像:PRTIMES (c)DAN DAN RUN実行委員会
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アプリで参加!難民支援チャリティラン&ウォーク「DAN DAN RUN 2022」5/15開催

難民支援のためのチャリティラン&ウォークイベント「DAN DAN RUN」が2022年5月、3年ぶりに開催される。アプリを使って計測しながら、好きな時間、好きな場所で走ったり歩いたりしながら、難民支援の活動に参加するという取り組みで、今回で7回目の開催となる。

オンラインで全国どこからでも参加が可能

イベントは認定NPO法人難民支援協会(JAR)のボランティアらが中心となった実行委員会が、5月15日から22日まで開催。22日の最終日には東京都江東区の豊洲ぐるり公園でイベントも開かれる。

参加者は専用アプリに目標とする距離を設定し、15日から22日までの間に、自由に走ったり歩いたりして、目標距離の完走を目指す。費用は大人1人3,000円で、小中高生、大学生は1,500円。個人でも団体でも参加できる。イベントオリジナルのTシャツ(1枚3,000円、送料700円)もあり、収益は母国での紛争や人権侵害から日本に逃れてきた難民などの支援に使われる。

15日の初日には、オンラインによる開会式が行われ、日本での難民の現状についての報告も行われる。また、22日には豊洲ぐるり公園でラン&ウォークイベントを開催。10キロと5キロのコースが設定され、実際に走ったり歩いたりできる。ウオーキングのコースでは、難民について学べるクイズラリーを実施。トークライブも開かれ、会場に来られない人にはオンライン配信もされる。

イベントの参加申し込みはイベント公式サイトへ。ランアプリ利用希望者の締め切りは5月8日。最終締め切りは5月20日。

https://dandanrun2022.peatix.com/

日本で一歩を踏み出す支援に

「DAN DAN RUN」は2014年2月から行われているイベントで、19年と20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催されなかった。人権侵害や紛争から逃れて来た人たちに「暖かい冬を届けよう」という思いから「DAN DAN RUN(暖暖走)」と名付けられ、イベントの収益はJARを通じて、生活支援や就労支援など日本に逃れてきた難民が最初の一歩を踏み出すために使われる。

具体的には、3,000円あれば難民がシェルターで一泊休むことができ、5,000円でボランティアらが成田空港に出向き、とどめ置かれた難民に会って相談を受けられる。1万円あれば、健康保険に入れない難民の1回分の通院費用をまかなえるという。

実行委員会では「ウクライナ問題で心を痛めている人も多いと思うが、中東やアフリカ、アジアなどからも人権侵害や紛争を逃れて、多くの難民が日本に逃れてきている。難民支援に興味はあるが、一歩を踏み出せずにいる人から『日本にいる難民』のことをよく知らないという人まで、多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。